『技能グランプリ』

技能グランプリは、熟練技能者が技能の日本一を競い合う大会で、出場する選手は、当該職種において、特級、1級及び単一等級の技能検定に合格した技能士であり、 技能五輪全国大会 が青年技能者(原則23歳以下)を対象とした技能競技会であるのに対し、技能グランプリは年齢に関係なく、熟練技能を競う文字通り全国規模の技能競技大会です。

現在では30職種の競技が行われ、厚生労働省及び中央職業能力開発協会、社団法人全国技能士会連合会の共催により開催しています。

競技において【最も優秀な成績】・【それに準ずる成績】・【さらににそれに準ずる成績】及び【左記の成績に準ずる成績】を収めた者には、主催者賞として金賞・銀賞・銅賞及び敢闘賞 の各メダルと賞状が授与されます。

又、各職種金賞受賞者を《一般》・《一般製造》・《建設》・《繊維》の4部門に分類し、その中で特に優秀と認められた者には内閣総理大臣賞の盾が、それ以外の金賞受賞者には厚生労 働大臣賞の盾などが授与されます。

 

第29会大会 競技会場風景 会場 静岡県静岡市『ツインメッセ静岡』

 

 

『第30回技能グランプリ』

平成31年3月1日から4日、兵庫県神戸市 神戸国際展示場をメイン会場に《天皇陛下御在位三十年記念》大会として開催されました。

石工職種の競技は2・3日の二日間、競技時間は初日6時間、二日目の2時間、計8時間で与えられた課題を全て手加工にて作成、競技中の作業態度・製品の寸法精度・出来栄えにより《減点 法》にて採点されます。

使用材料は25回から28回大会までは愛知県産出御影石(競技時間は10時間)、29回からは福島県産出の安山岩《江持石》が使われています。

この30回大会には全国から23人の《一級石材施工技能士》が参加。

私も初参加ながら《銅賞》に入賞いたしました。

 



 

 

 

 

『第31回技能グランプリ』

令和3年2月19日から22日の4日間、愛知県の愛知国際展示場を会場に第31回技能グランプリが開催されました。

今大会は《コロナウイルス感染症拡大防止》の為、開会・閉会式、及び全競技は無観客、各日会場への入場に対しても選手・競技員・スタッフ関係者それぞれ当日の体温測定及び開催日よ り二週間前からの体調・体温を記載した【体調確認書】を提出し、パスを受け取らなければ入場が許されないという徹底管理された中での開催となりました。

現在グランプリ参加職種は30職種ありますが、参加自粛の為最低参加数に満たなく中止になった職種が2職種、石工職種参加者も、前大会の半数に近い13人、課題・材料は前大会と同様で 競技が行われました。

私は2度目の出場となりますがこの大会で【金賞】及び【厚生労働大臣賞】を受賞いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『第32回技能グランプリ』

令和6年2月23日から26日の4日間、北九州市西日本総合展示場をメイン会場に開催されました。

石工職種の出場選手は14名、課題等は前回と変更無く材料も福島県の安山岩《江持石》でした。

今回、開催地が遠方な為、直接現地での観戦は出来ませんでしたが、前大会より始まったサービス、ライブ配信にて観戦いたしました。

 

写真:日本石材工業新聞様撮影

 

写真:日本石材工業新聞様撮影

 

写真:日本石材工業新聞様撮影

 

写真:日本石材工業新聞様撮影

 

金賞 中島雄大 選手(兵庫) ゼッケン12

銀賞 有坂和哉 選手(新潟) ゼッケン6

   小島大輔 選手(愛知) ゼッケン11

   田辺聡志 選手(新潟) ゼッケン7

銅賞 金子詢治 選手(長崎) ゼッケン13

 

 

 

 

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